尿管結石 手術
うわー。手術かあ。おなかをメスで切られて石を取り出すしかないのか・・・と絶望的な気分でした。
これは大変なことになってしまった。
手術するとなると入院もしなくちゃいけないので仕事も休まなければいけないし、お金も掛かってしまう。
そして何より自分のお腹にメスを入れるということに抵抗がありました。
僕は目の前が真っ暗になりました。
落ち込む僕に先生は冷静に、
「手術は明後日行いますから。」
と言いました。
「お腹はどれくらい切るんですか?」
と聞くと、
先生は少し微笑んで、
「お腹は切らなくても大丈夫ですよ。今はいい手術方法がありますから。」
と優しく話してくれました。
その手術方法というのが「体外衝撃波結石破砕術」というものです。
体の外から衝撃波を当てて、体の中にある硬い石を粉砕して細かくし、尿と一緒に排出させるというものでした。
すごくいい方法だなと思いましたし、現代医学の発展に感謝しました。
こういった便利な方法や機械が無かった昔は本当に大変だっただろうなと思いました。
体を切らなくてもいいということと、結石の痛みから解放されるということで希望が見えてきました。