素晴らしい本
今日は僕の尊敬する経営者のひとりである、稲盛和夫さんのご著書を読みました。
「考え方」です。
稲森和夫さんといえば、京セラの創業者で、JALの経営再建をされたことでも有名な方ですね。
あまりにも凄い人なので、雲の上のような存在の人なのですが、稲森さんも若い頃は色々な人とぶつかったり、川のほとりでいつも泣いていたというのを知って、僕たちと変わらないし、かなりご苦労されてきたのだと知りました。
しかし、本田宗一郎さんもそうでしたが、稲森さんも夢中になって仕事をしていたというのが勉強になりました。
仕事を義務だと思ってやるとつまらないですし、成果も上げにくいですが、夢中になれるほどの仕事はそれだけいいアイデアも浮かぶと思いますし、いい成績もあげられるようになると思います。
夢中になれる仕事に就ける人は幸せです。
稲森さんのご著書は何冊か読んでいるのですが、文の最後に丁寧語を使われているのが、すごくいいです。
これまでは、こういった内容の本だと、「~だ」とか「~である」などと「上から言葉」のようでとっつきにくいものが多かったのですが、稲森さんはそんな表現をつかわずに、文の最後は「~です」「~ます」などと丁寧語で書かれているので、読みやすいです。
この本もかなり勉強になったのですが、読んですごく心に残ったのが、
・明るい考え方を持ち続けていれば、未来は開ける
・できると信じることで、人生は開けていく
・自分を捨てることができる人は強い
です。
ざっくりと描きましたが、特にこの3つの言葉が胸に刺さりました。
稲森さんといえば、「利他の心」が有名ですね。
僕も自分ではなく、人の利益を考えて行動していければいいなと思います。