医療従事者への敬意 こういう時こそ、お互いが助け合う
もちろんスピード違反はいけないですし、言い訳の余地は無いですが、対応にあたった警察官の方の粋な計らいがニュースになっていました。
警察官として、公務員として、彼の行動を批判する人はいるかもしれません。
確かに公僕としては謝った行動といえるのかもしれません。
しかし、僕は素敵なことだと思っています。
この女医さんはとても救われた気持ちになれたのではないでしょうか。
僕にも経験がありますが、毎日残業ばっかりで休みもなく休日出勤させられて、心がボロボロになりそうなことがありました。
早朝に家を出て、深夜に帰宅する日が数ヶ月も続き、日付や曜日感覚も失い、もう自分はどうなってしまうんだろうと思い、余裕がなく追い詰められていました。
食欲も無くなり、このままいくと体を壊すか、鬱になるかどちらかでした。
僕はこの女医さんと同じようにスピード違反をしたというわけではないのですが、車で帰宅途中、飲酒運転の検問があって、当然僕は飲酒していないのですぐに解放されたのですが、僕のひどく疲れた表情を警察官の方が見ていたのだと思います。
「お疲れのようですが、どうか気をつけて帰ってください。」
と優しく言ってくれました。
会社ではいつも厳しい言葉ばかり浴びせられ、他人のミスを自分に押しつけられて、もう心が折れかかっていました。
人を信じられなくなっていました。
そんなときに、警察官の方に優しく声をかけられて、すごく嬉しかったのを思い出しました。
そして、その辛い数ヶ月を何とか乗り切ることができました。
そのときのストレス解消法は格闘技のDVDを見るか、バッティングセンターに行くことでした。
コロナ担当の女医が...スピード違反。警官が渡した...優しすぎる違反切符
人にはみんな、いろいろな事情があります。
みんな必死に生きています。
特に今は全世界が非常事態で、コロナという敵と戦い、疲弊しています。
日本もそうですし、世界中の医療従事者の方々のご苦労は大変なことだと思います。
感謝と敬意しかありません。
世界で今、日本のコロナ対応が賞賛されていますが、今のところ成功の要因は医療関係者の方々のご尽力があってのことです。
もちろん、政府が最初から専門家の意見を聞き、それに基づいて政策したことや、国民一人一人の責任ある行動が感染拡大を抑止したのは間違いありません。
最初、WHOはマスクは効果が無いといっていましたが、元々日本人はマスクをつける習慣がありましたし、ちょうどインフルエンザや花粉症の時期と重なったので、マスクをつける人が多い時期だったということも、感染抑止につながったのではないでしょうか。
とはいっても、2月3月4月はマスク不足が続きました。
しかし、みんな工夫して自作したりハンカチを口に当てたりしていました。
日本人には「工夫する」「アイデアを出す」という特性があります。
英BBCが自粛疲れでカオス状態になっている英国の現状を報じ日本との差が話題に!→海外「日本じゃああり得ない光景だ」
「紳士の国イギリス」も実はこんなに自分勝手な人たちばかりなのですね。
先進国といっても、日本ほど民度の高い国はありません。
みんな「個人主義」で、自分たちの権利ばかりを主張して、義務を果たそうとしません。
人に迷惑をかけることが恥ずかしいという認識はないのだと思います。
日本以外の国には「和」という概念の言葉が無いのだと思います。
今も日本国内で感染者が増え続けていて、このニュースを見るたびに腹立たしいです。
ある程度落ち着いたように見えたコロナですが、ここへきて、また感染者が増え続けています。
海外と同じように、いったん症状が治まって陰性になって退院し、再び陽性になった人もたくさんいると思いますし、「夜の街」で感染者が増え続けているので、このまま放置というわけにはいかないと思います。
日本国内が、また大変なことになりつつあります。
同じ日本でも地域によって、かなり差があります。
政府の経済対策のひとつである「Go To Travelキャンペーン」を楽しみにしていたのですが、今の状態が続くと、まだまだ先のようですね。
同じ日本国内であっても、地方で東京からの旅行客を招きたくないというところは多いのではないでしょうか。
国内移動もまだまだ自粛しなければならないですし、こんなときに外国人を入れては駄目です。
特効薬とワクチンが開発されて、世界中の人々に完全に行き渡るまで、長い闘いは続きます。