商船三井の座礁事故
中国や韓国の船ならともかく、日本の船が座礁したというニュースを見て、信じられなかったのですが、実際に起きたのだから事実として受け止めなければなりません。
ニュースによると「Wi-Fi接続のために陸に近づいた」ということですが、信じられないですね。
商船三井が運航する貨物船「わかしお」がアフリカのモーリシャスで座礁事故を起こしました。
乗員に怪我人や死亡者がいなかったのが幸いでしたが、一番気になったのが、重油の流出事故です。
船内にある1,000トンの重油が流出し、重大な海洋汚染を引き起こしてしまいました。
しかし、頼りになるのが海上保安庁です。
日本から約1万㎞離れた海域まで応援に駆けつけてくれ、重油の回収作業に当たってくれ、被害を最小限に抑えてくれました。
さすが、海保ですね。
商船三井運航の船座礁 モーリシャス沖に重油流出
ただ、これで終わりというわけではないですし、現地に賠償をしなければならないと思いますが、中韓のように逃げるのではなく、誠実に対応してもらいたいです。
タンカーのような大きな船は乗員がたくさんいると思いがちですが、実際はとても少なく、しかも船員の国籍が日本だけでなく、多国籍である場合が多いです。
僕も実際にタンカーにちょっとだけ乗せてもらったことがあるのですが、まるで「海の孤島」ともいうべき、どっしりしていて船というよりは、「移動する島」という印象をもちました。
事故が起きたときは、おそらく自動運転になっていたと思うのですが、どうしてこのようなことが起きたのか、事故原因を究明して再発防止に努めなければなりません。