容疑者は既に成人です
毎年、お正月は「ニューイヤー駅伝」と「箱根駅伝」を見ているので、このニュースはとてもショッキングでした。
東スポの記事では駒沢大学大八木監督の進退をめぐることが書かれていますが、大八木監督には何の責任もありません。
たしかに監督責任を問われることはあるかもしれませんが、容疑者は成人しています。
24時間365日監視するのは不可能ですし、あってはならないことです。
自主性が重んじられます。
今年も箱根駅伝を見ていて、最終10区で、それまでトップだった創価大学のアンカーが失速し、駒沢大学がトップを奪ったときに、監督車に乗っていた大八木監督が「いいぞ石川、お前は男だ。」と言ったセリフが忘れられません。
僕は駒沢大学出身ではなく、他の大学出身ですが、公明党の支持母体である創価学会が好きではないので、駒沢大学が逆転してくれないかと思っていて、逆転してくれたのでとても嬉しかったです。
「復路の駒沢」と言われて久しいですが、今年の駒沢はまさに素晴らしい走りを見せてくれました。
そのアンカーの選手が、このような事件を起こしてとてもショックです。
おそらく、内定も取り消しになるでしょう。
示談で済ませ、不起訴になるかもしれませんが、個人はもとより大学の名前に大きな傷をつけたのは確かです。
甲子園よりも長い歴史のある箱根駅伝の名前にも傷をつけました。
よく「本人の更生を願う」ということを言われますが、僕は必ずしもそうは思いません。
こういった事件を起こす人は、また同じようなことをやります。
性犯罪の再犯率は日本だけでなく、海外でもとても高いです。
容疑者は相手が18歳未満だとは知らなかったと、容疑の一部を否認しているようですし、実際そうだったのかもしれません。
芸能人でも未成年者との淫行で、大きな問題を起こした人が何人もいます。
知らなかったでは済まされないのが、法治国家である日本です。
「反省して罪を償って」というしかないのかもしれませんが、周りに与えた影響はとても大きなものになりました。
とても後味の悪いニュースです。