岡選手は真面目で優しい男
【女の子救出】「大したことはしていない」悪役レスラーに感謝状
グレート-オー-カーン選手は、岡倫之という本名でリングにあがっていたヤングライオンのころから知っていますが、とても真面目で真っ直ぐな印象をもっています。
今をときめく、棚橋弘至選手やオカダカズチカ選手が若手で第一試合から出ていたのも直接会場で見ています。
グレート-オー-カーン選手も、善玉(ベビーフェース)あれば、記者会見でも普通に敬語を使えたのだと思いますが、悪役としてリングにあがっているので、その辺の兼ね合いが難しかったのは想像に難くありません。
会見を見ていても、その不器用さといいますか、無骨な感じが格好いいなと思いました。
助けた後に、手に持っていたパンケーキを「パンケーキ食うか?」と、女の子の心のケアまでしたことが素晴らしいです。
僕ではそんなことまで気が回らなかっただろうと思います。
被害に遭った女の子はとても怖かったと思いますが、グレート-O-カーン選手のファンになることは想像に難くありません。
悪役レスラーほど、実は優しいものです。
あの「最凶」とまでいわれたタイガージェットシンでさえも、リングを降りればとても紳士的だったのは有名でしたね。
「不沈艦」スタンハンセンもリングを降りれば大の親日派として、知られていました。
僕は以前、ホテル(東京ドームホテル)のレストランでアブドーラザブッチャーと遭遇し(モーニングビュッフェが一緒になった)、テーブルが隣になったことがあるのですが、とても物静かで穏やかな人でした。
本当は声を掛けてサインをもらいたかったのですが、プライベートを邪魔してはいけないので、気づかないふりをして食事をしてお店を出ました。
そもそも、こんな事件が起こってはいけないのですが、今の日本はたくさんの外国人がいるので、治安が悪くなっているのは明らかです。
この事件の容疑者は純粋な日本人なのでしょうか。
外国人による日本人(子供)の誘拐事件も過去にあったので、また同じことが起きてしまったのかと不安になります。
昔は容疑者の名前を敬称もつけずに報道していましたが、いつの間にか名前を報道することが少なくなりました。
呼び捨てだったのが、〇〇容疑者というようになり、本名ではなく通名で報道するほうが多いです。
犯人が未成年でもないのに。
それには在日の存在が大きいのではないでしょうか。
あまりにも日本国内で在日による犯罪が多すぎるので、そのまま報道すると日本国民の外国(特に犯罪件数の多い、中韓ベトナム人)に対する嫌悪感が増すのを恐れているからではないでしょうか。
以前、電車内でたばこを吸い、何の罪の無い人を傷つけた事件が発生しましたが、多くの人が見て見ぬ振りをしたり、我先に逃げ出してしまいました。
当事者であれば、そうなるのは仕方ないのかもしれませんが、岡選手のように勇気ある行動に出てくれる若者がまだいることが嬉しいですし、心強いです。
プロのレスラーなのでいくら相手が加害者とはいえ、真っ正面からぶつかっていくことはできないので、対処は難しかったと思いますが見事でした。
取り押さえるまえに、ちゃんと女の子に確認しているのが冷静な判断で、岡選手は褒められることはあっても、責められることは一切ありません。
以前、同じような事件がありましたが、その当事者だった女子プロレスラーの長与千種さんもあっぱれでしたね。
本当に強い男。
格好いい男というのは、いざというときに正しい行動ができる男のことです。
いくら口先でいろいろ言っても、いざというときに逃げ出すようではダメですし、そういう人がほとんどではないでしょうか。
岡選手はプロレスラーなので、素人(犯人)を抑えるのは簡単だったと思いますが、手加減をするほうが難しいです。
それと現行犯なのだから「容疑者」ではなく、そろそろ「犯人」「実行犯」という言葉を使うではないでしょうか。
おそらく、防犯ビデオにも映像が残っていると思いますし、「容疑」ではなく、「犯行」が白日の下にさらされているのだから、いいかげん曖昧な表現は止めてもらいたいです。
岡選手は「当たり前のことをやっただけ」と言いましたが、その当たり前のことができないのが、今の日本なのです。
岡だから、オーカーンなんて、あまりにも短略的すぎますし、キラーカーン(小澤正志さん)の後継者として会社(新日本プロレス)は位置づけたいのかもしれませんが、岡選手はそんなことは考えないで、自分自身の道を歩んでもらいたいと思います。
暗いニュースが多い中、少しホッとするニュースでした。