相手のことを思いやる、素晴らしい配慮です。
奈良大会決勝 天理高校優勝シーン
全国高校野球の奈良県決勝で、名門校の天理が優勝しましたが、対戦相手の生駒がコロナなどの体調不良でレギュラー選手が出場できず、控えの選手で戦いました。
結果は21対0という大差で天理が勝利したのですが、そんな相手の状況を知っていたキャプテンは優勝を決めてもみんなで喜ばず、すぐに整列するようナインに伝えました。
この映像を見て、とても感動しましたし、まだ若いのにすごいことだと感心しました。
それでもたとえ相手に不利な状況であったとしても、決して手を抜かない全力でプレーしたので、これもスポーツマンシップに則ります。
勝負をしていて、相手に情けを掛けられるほど嫌なことはありません。
それなら全力で叩き潰しにきて欲しい。
勝負事な何が起きるか分かりませんし、一歩間違えば天理が同じ状況になっていたかもしれません。
それくらい、今の日本は異常な状態なのです。
僕は奈良県出身ではないですが、今年の夏は天理を応援したいと思いました。
もちろん同じ状況で、天理高以外にも同じようなことをした学校はたくさんあったと思います。
高校野球をNHKや朝日新聞が仕切っているのは気にくわないですが、球児たちには関係ないですし、本当に高校野球の正月の箱根駅伝は素晴らしい!
今の若者に拍手喝采です。
なお秋に天理と生駒が主力メンバーを揃えて練習試合をすることが決まったそうです。
とても嬉しいですね。
嫌なニュースばかり続きますが、一服の清涼剤のような清々しいニュースでした。