尿管結石 自然排出
痛みはあったのですが、座薬を入れてもらい和らぎました。
痛いときは、もううずくまるしかないようになってしまっていたのですが、座薬がすぐに効いて、普通に歩くことができるようになりました。
しかし、血尿は出ていました。
そのまま日常生活を続けていたのですが、もうすっかり痛みが消えて忘れかけていました。
座薬が効いているのだろうと思っていたのですが、今思えば尿管に詰まった石が膀胱まで落ちていたのではないかと思います。
石を出そうと、とにかく水を飲んでいました。
先日も書きましたが、強烈な痛みを引き起こす石も、膀胱にいけばプールに浮かんでいるのと同じなので、痛みは出ないのだそうです。
おそらく、そういう状態になれたのだと思います。
痛みに襲われない日が続き、僕はすっかり安心して映画を観に行きました。
上映前にトイレに行って用を足したのですが、そのときにすっと石が出ました。
感触といいますか、石が尿道を通って出る感覚があり、その感覚と目で見て確認することができました。
思ってもいないときに石が出て、僕は嬉しかったと同時に、また石をサンプルとして採ることができなかったので、看護師さんに申し訳ないなと思いました。
しかし、今回は手術をせずに石が出たのと、前よりも苦しめられなかったので、良かったです。
次の日病院へ行って、そのことを話し、念のためレントゲンを撮ったら、僕の体から石は全て無くなっていました。
尿の色も正常で、全く痛みのない生活を送ることができ、それが今に至っています。
これまでは運動不足や食生活の乱れと共に、あまり水分を摂らないようにしていたのですが、考えが全く変わり、季節にかかわらず積極的に水分を摂るようにしています。
尿管結石の、あの「のたうちまわる」ような激しい痛みは経験した者でないと分かりませんが、できれば経験しないまま人生を送っていきたいですね!